ドローボール

ゴルフを始めると「ドローボール」という言葉を聞くようになりますよね。
ドローボールは、
★理想的な軌道
★飛距離が出る
★打てるとカッコイイ  など……
一度は打ってみたいと思っている方も多いでしょう!初心者ゴルファーにとっては憧れです。ドローボールが打てるようになると、飛距離が稼げるほか、ゴルフのスイング軌道も安定するので、ドライバー同様にアイアンの切れ味も増します。
現在、女子ツアーを席巻している韓国ゴルファーは、ドローボールを持ち球にしている選手がたくさんいます。
今回は、そんなドローボールの魅力に迫ってみたいと思います。
ドローボールとは?

右打ちの場合、打ち出しはほぼ真っ直ぐ飛んで放物線を描いて落ちる際に、小さく左に曲がる(曲がり幅3〜5ヤード位)球筋のことを言います。左打ちの場合は逆の弾道になります。上記画像の黄色いラインの右に大きく飛び出し曲がるフックとは違います。ドローボールが出る仕組みをもっと詳しく知りたい方は、【ドローボールの出る理論】をご覧ください。
メリットとデメリット

ドローボールは、ゴルファーにとって理想なショットと言われていますが、コースの状況によっては使えない場合も出てきますので、メリット・デメリットを把握しておきましょう。
メリット
・飛距離が出る
・スライスが予防できる
ドローボールは、スイングした時のパワーが球に伝わりやすくなるので、飛距離が出ます。そして、球にトップスピン(順回転)がかかっているので転がります。
例えば、ティーショットが200ヤードのところにキャリー(地面に着地)してから30ヤード転がることもあります。風にも強く、ランも出るので、ドラコンホールなど、ここで飛距離がほしいという時にはドローボールを打つと距離が稼げます。
また、アマチュアゴルファーは、スライスで悩むことが多いと思います。ドローボールはスライス軌道とは真逆の軌道で振るのでスライスが止まります。
スライスを治したい方はこちらがとても参考になりますのでご覧ください。【飛距離のでるドローボールのフェース面について】
デメリット
・飛びすぎる
・グリーンで止まりにくい
ドローボールは、落ちぎわに少し左に曲がりますので、右ドッグレッグのコース(右に曲がっているコース)だと右側のゾーンが気になり、とても打ちにくさを感じます。
左ドッグレッグのコースだと、左に曲がるのでコースなりに曲がっていきますが、右ドッグレッグだと反対になりますので、飛びすぎるとコースを突き抜けてOBやトラブルショットの原因になっていまいます。
その攻略法としては、短めのクラブを持てば大丈夫です。どんなにフルショットをしても突き抜けないクラブを持てば安心してゴルフのスイングができます。
どうしてもトップスピンがかかってしまうので、グリーンでは止まりにくくなります。ロングアイアンなどは少し転がる計算をいれてショットするとグリーンオーバーすることが防げます。
なぜ、飛ぶのか?

ゴルフは、ライ角とロフト角がついているクラブ(クラブフェース)を開閉しながらスイングします。
ドローボールの軌道は、クラブフェースを閉じながらインパクトします。前述しましたが、スイングの力が球に伝わりやすく、スピンもトップスピンがかかりランが出るのでとても飛びます。クラブの構造上、ドローボールを打った方が飛ぶようにできているので、飛距離を出すには理にかなっているのです。
正しいスイング軌道については、こちらで詳しく解説しています。【ドローボールで飛距離を出すための正しい軌道について】
ドローボールを持ち球にしているプロは?
<女子プロ>

出典:キム・ハヌルオフィシャルサイト
キム・ハヌル選手
現在女子ツアー賞金ランク1位をキープ(17年9月17日現在)。17年6月「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」でメジャー2勝目。
<男子プロ>

出典:日本ゴルフツアー機構
手嶋多一選手
世界のプロも絶賛するドローボールヒッター。
2017年現在、日本男子ツアー21年連続賞金シード権を保持している。賞金シードを継続中の選手の中で最年長。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ドローボールが打てるとゴルフの幅が広がりそうですよね!特にスライスに悩んでいる方はぜひドローボールを打ってみてください。劇的にゴルフのスイングが良くなりますよ。
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